暑い夏がやってきます。今年の夏は一部では花火大会や夏祭りなどコロナ禍で自粛してきたイベントが再開される模様です。
そんな夏のイベントにおける定番の装いといえば浴衣(ゆかた)。でも「浴衣なんて買ってもあまり着る機会がないからもったいない…」と思う方も多いかもしれませんね。
しかし着物屋さんに言わせてみれば「浴衣は普段使いするといい」とのこと。
お祭りだけじゃない理由
たしかに本来の浴衣とは、風呂上がりに着るラフなもの。部屋着のようなもので、むしろ外出用ではなかったそう。
ところが現代ではイベントの際に着ることが多く着付けも難しく思えて、特別なイメージになっていますね。
今年は“なんでもない日に着る浴衣”とともに、夏を過ごしてみませんか。
浴衣で出かけたいスポット
さらりと着る浴衣で、気軽に出かけられる先をご提案します。
- ビアガーデン
- カフェ
- 甘味処
- 納涼船
- ショッピング
- 商店街や街並み散策
- 水族館
- お墓参り
夏らしいイベントごとでは、浴衣を着て行くと割引になるサービスなどもありますね。
浴衣だと動きづらさやおなかの締め付けも多少あるので、足元の悪い場所は避け、食べすぎにも気を付けましょう。
また浴衣はカジュアルな服装にあたるので、格式高い場所には不向きとなります。
- フォーマルな食事会
- 高級レストラン・ホテル
- 舞台鑑賞・観劇
- 冠婚葬祭
こういった場所へは、和装ならば浴衣ではなく着物で行くのが好ましいようです。
小物づかいで印象を変えて
浴衣は持ち物や小物づかいで着方のバリエーションが広がるので、何着も買わなくていいんです。
帯や飾り紐でアクセントに
同じ浴衣でも帯を変えるだけでガラっと雰囲気が変わります。
飾り紐とは帯の上に巻くことで気崩れを防ぐもの。
水引やつまみ飾り、真珠が付いたデザインのものなど、ワンポイントとして浴衣のアクセントにもなりますよ。
靴やかばんはラフでもOK
かごバッグで夏らしさを出したり、下駄ではなくサンダルをはくのもOK。
履きなれたサンダルだとたくさん歩いても疲れにくいというメリットもありますね。
扇子や髪飾りなども自由に
ヘアセットや髪飾りを変えると、上品にもラフにも仕上げられます。
扇子やうちわはあえて北欧柄などデザイン性のあるものだと華やかに、シンプルなものは引き締まっていいですね。
買うorレンタルする
近ごろは街中やネットで浴衣を買えたりレンタルできたりする場所が増えました。
一度購入すれば、着たいときにいつでも着られます。またレンタルの場合は、必要な時だけ着て家には保管しなくていいというそれぞれのメリットがあります。
まずはレンタルからはじめて、もっと頻繁に着ようと思ったら購入するのもいいかもしれません。
レンタルするなら
買うなら
いつもの場所も、浴衣を着て行けば新鮮な気分で歩けるかも。街中を歩く鮮やかな柄や落ち着いた色合いの浴衣姿に、皆が振り返ることでしょう。
デートや友達との食事、ショッピングに誘い合わせて、浴衣の楽しみ方を広げてみませんか。
※各種情報は2022年6月27日時点の情報です。