梅雨の季節の楽しみといえば、屋内イベントやおうち時間がメインになりがち。
でも、この時期にこそ見に行きたい場所、雨があるからこそ映える風景を求めて、お出かけするのもいいかもしれません。
色とりどりのあじさいを見に行こう
あじさいは5月~7月に開花し、6月上旬~7月上旬頃に見ごろを迎える、梅雨シーズンを象徴する花です。
青やピンク、紫、白など土地によって異なる色や花の形など、独特な魅力がありますよね。
原産国が日本であることから、お寺など日本らしい風景にもよくなじみます。
晴れの日はもちろん、雨の日にはさらに違った風情も楽しめる、少しノスタルジックな花。
そんなあじさいの名所へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
- 東北地方のあじさいスポット3選
- 中部地方のあじさいスポット5選
- 関東地方のあじさいスポット4選
- 近畿地方のあじさいスポット4選
- 中国・四国地方のあじさいスポット4選
- 九州地方のあじさいスポット4選
東北地方のあじさいスポット
【北海道伊達市】有珠善光寺
《有珠善光寺 公式サイト》
北海道最古の寺院として知られ、国指定史跡に指定されている歴史ある「善光寺」。
あじさいのほか、四季折々の花が咲くことから「花の寺」とも呼ばれています。
鮮やかなあじさいと歴史的建造物とが見事に調和する風景を楽しめます。
見ごろ | 7月下旬~8月上旬 |
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花の規模 | 1,000株 |
料金 | (拝観)無料 |
【秋田県男鹿市】雲昌寺
《雲昌寺のあじさい|男鹿の総合観光サイト 男鹿なび》
“死ぬまでに行きたい!世界の絶景公式WEBサイト 2017年国内ベスト絶景 第1位”に選ばれた、雲昌寺の境内を埋め尽くすあじさいの群生。
雲昌寺の副住職 古仲宗雲さんが15年を超える歳月を費やし手塩にかけて育て、たった1株から1,500株以上に株分けしたのだとか。
青一色にこだわり、まさに絨毯のように一面に咲き誇るアジサイの奥には北浦の港町そして男鹿の海が広がり、ここでしか見れない風景を作り出しています。
観覧期間 | 2023年6月10日(土)~7月17日(月・祝) |
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花の規模 | 1,500株以上 |
料金 | 日中:9:00~17:00(最終入場16:30) 500円 ※6/24(土)・25(日)・7/1(土)・2(日)・8(土)・9(日)は800円 夜間ライトアップ特別観覧:18:45~21:30(最終入場21:00) 1,000円 ※6/23(金)・24(土)・25(日)・30(金)・7/1(土)・2(日)・8(土)・9(日)は1,300円 ※中学生以下は無料 |
【岩手県一関市】みちのくあじさい園
《一関市公式観光サイト「いち旅!」》
広大な杉山の中にある日本最大級の「みちのくあじさい園」は、山あじさい、ウツギ類、エゾあじさい、ガクあじさい、西洋あじさい、玉あじさいなど、原種品種数は日本有数を誇り、約400種4万株のあじさいが咲き誇ります。
開花期間に合わせて「みちのくあじさいまつり」も開催。
7/10(月)~24(月)最終日までは、「あじさい池」いっぱいに色とりどりのアジサイが浮かびます。
あじさい開園期間 | 2023年6月24日(土)~7月24日(月) 8:00~17:00(最終入園は16:00まで) |
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花の規模 | 4万株 |
料金 | 大人1,000円(高校生以上)、小中学生200円、未就学児無料 |
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中部地方のあじさいスポット
【新潟県南蒲原郡】護摩堂山あじさい園
《にいがた観光ナビ》
登山口から緑に囲まれた緩やかな遊歩道を登ること約40分。越後平野を一望する山頂に約3万株のあじさいが咲き誇ります。
品種はガクアジサイ他数種。ハイキングを楽しみながら、色とりどりのあじさいを見渡すことができます。
見ごろ | 6月中旬から7月にかけて |
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花の規模 | 約3万株 |
料金 | 無料 |
【山梨県南巨摩郡】うつぶな公園
《富士の国やまなし観光ネット》
ボランティアの方々が育てている90種約3万株のアジサイが咲き誇る「うつぶな公園」は、山梨県の花の名所に指定されています。
毎年6月には恒例の『南部あじさいまつり』が開催され、色とりどりに咲いたアジサイが訪れる人たちの心をなごませてくれることでしょう。
見ごろ | 6月中旬頃 |
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花の規模 | 90種3万株 |
料金 | 無料 ※「南部あじさい祭り」期間は入園料300円(中学生以下無料) |
【岐阜県関市】関市板取あじさい村
《板取あじさいまつり公式ホームページ》
あじさいロードと呼ばれる板取川に沿った約24kmに7万本のあじさいが咲き、「日本の道百選」にも選ばれています。
板取21世紀の森公園の3万本と合わせると10万本のあじさいが咲き競います。
梅雨の時期はあじさいの開花にあわせて、『関市板取あじさい村』を開村。毎年6月下旬には「板取あじさいまつり」も開催されます。
見ごろ | 6月~7月にかけて あじさい村:2023年6月17日(土)〜7月2日(日) |
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花の規模 | 7万株以上 |
料金 | 無料 |
【静岡県下田市】下田公園
《下田観光協会サイト》
下田市街と下田港を一望できる下田公園。その広大な敷地を埋め尽くす約300万輪のあじさいは、訪れた人を圧倒!
あじさいの種類は多く、園内でも「カシワバアジサイ」「ウズアジサイ」「アナベル」など100種以上見ることができます。
6月中は『あじさい祭り』が開かれ、期間中は様々なイベントのほか「金目鯛」や「赤いか」のグルメも堪能できます♪
見ごろ | 6月上旬~下旬 あじさい祭り:2023年6月1日(木)〜6月30日(金) |
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花の規模 | 100種以上15万株300万輪 |
料金 | 無料 |
【愛知県蒲郡市】形原温泉 あじさいの里
《愛知県の公式観光ガイド「Aichi Now」》
三河海岸に湧く景勝のいで湯、蒲郡温泉郷のひとつ、形原温泉にある補陀ヶ池周辺が「あじさいの里」として整備され、遊歩道沿いに約5万株のアジサイが咲き誇ります。
夜間はライトアップされ、昼間とは違った幻想的な雰囲気に。
毎年6月1日~30日の1か月間に行われる『あじさい祭り』期間中には、ほたるの宿にてゲンジボタルの舞いを見ることができるかも…!?
見ごろ | 6月頃 あじさい祭り:2023年6月1日(木)〜6月30日(金) 8:00~ 21:00(最終入園は20:30まで) ※期間中は21:00まで会場をライトアップします。 |
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花の規模 | 5万株 |
料金 | 500円 ※中学生以下無料、障がい者手帳提示(本人付き添い1名)無料 |
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関東地方のあじさいスポット
【栃木県鹿沼市】磯山神社(磯山神社あじさい祭り)
《鹿沼市観光情報サイト「鹿沼日和」》
例年6月中下旬から7月上旬にかけて、参道・社殿周囲に植栽された28種2,500株のアジサイが見頃となり、杉の緑と素晴らしいコントラストを見せます。
あじさい祭り期間中の夕刻から夜(午後8時)には提灯が燈され、薄灯りの中、淡い光に映し出されるアジサイが幽玄な雰囲気を醸し出します。
見ごろ | 6月中旬~7月上旬 |
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花の規模 | 2,500株 |
料金 | 無料 |
【茨城県北茨城市】北茨城あじさいの森
《北茨城 あじさいの森公式ブログ》
関東最大級のあじさい園。25,000㎡もの広大な敷地に1,200品種28,000株のあじさいが咲き誇り、散策路を歩きながら多彩な品種のあじさいを鑑賞することができます。
品種によって開花時期が異なり、同じ品種でも日向と日陰では1~2週間のズレが生じるため、あじさい祭り期間中はいつ訪れても華麗に咲き誇るあじさいが迎えてくれるはず。
北茨城では東京よりも開花が半月ほど遅いため、梅雨明けを待ってお出かけできるのも嬉しいポイントです。
見ごろ | 6月中旬~7月中旬 あじさいまつり:2023年6月中旬〜7月中旬 |
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花の規模 | 2万8000株 |
料金 | 大人500円、小人300円(中学生以下) ※五分咲き以前は無料 |
【埼玉県秩父市】美の山公園
《秩父観光協会ホームページ》
秩父市と皆野町境にある蓑山(みのやま)山頂に広がる美の山公園を彩るアジサイ園には、ガクアジサイ、セイヨウアジサイなど約4,000株ほどが植栽されています。
美の山公園は日本夜景100選にも選ばれており、秩父市街地や奥秩父の山々などの大パノラマ、そして運がよければ雲海も見られるのだとか。
見ごろ | 6月下旬~7月上旬 |
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花の規模 | 約4,000株 |
料金 | 無料 |
【神奈川県箱根町】箱根登山鉄道(あじさい電車)
《箱根町観光協会公式サイト「箱根全山」》
6月中旬頃から開花の時期を迎える、箱根登山鉄道沿線のあじさい。
この時期の箱根登山電車は”あじさい電車”の愛称で親しまれ、車窓に触れるほど咲き誇る沿線のあじさいを、ゆっくり走る登山電車から楽しめます。
夜には沿線5箇所でライトアップされた、幻想的な夜のあじさいを鑑賞できます。
見ごろ | 6月中旬~7月上旬 |
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花の規模 | - |
料金 | 乗車運賃 |
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近畿地方のあじさいスポット
【三重県津市】かざはやの里~かっぱのふるさと~
《観光三重 ホームページ》
津市久居戸木町(ひさいへきちょう)の伊勢温泉ゴルフクラブ内にある花園では、37種77,700本と東海地区最大級の規模を誇るあじさいが広がります。
「恋のWAVE」「TSUWAVE」「あじさい時計」「品種別のあじさい花壇」「垂仁天皇が作り、藤堂高虎が名付けた風早池の借景」などデザインされた植栽が美しく、ここでしか見ることの出来ない品種もあるのだそう。
見ごろ | 6月中旬 2023あじさいまつり:2023年5月26日(金)~7月17日(月・祝) 8:00~18:30 |
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花の規模 | 77,700株 |
料金 | 入園料 大学生以上800円、高校生以下・障がい手帳の提示により無料 |
【京都府宇治市】三室戸寺
《京都・宇治 西国第十番札所 三室戸寺HP》
2万株のあじさいが杉木立の間に咲く様は紫絵巻のようで素晴らしい景観です。
西洋アジサイ、額あじさい、柏葉アジサイ、幻の紫陽花・七段花等50種が咲き乱れ、『あじさい寺』とも称されています。
開園 | 2023年6月1日(木)~7月9日(日) 8:30~15:40 ※ライトアップは6月10日(土)~25日(日)の間の土・日曜日のみ 19:00~21:00(20:30受付終了) |
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花の規模 | 2万株 |
料金 | 拝観料:大人1,000円、小人500円 |
【奈良県大和郡】矢田寺 アジサイ園
《矢田寺 大門坊ホームページ》
矢田寺には、5月中旬に咲き始めるツルアジサイから、9月頃に咲く中国のあじさいまで、 約60種10,000株のあじさいが植えられています。
関西の都市部に比べ1週間~10日ほど花の時期が遅いので、6月上旬から7月上旬頃まで沢山の種類のきれいな花を楽しめます。
開園 | 2023年5月27日(土)~7月2日(日) |
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花の規模 | 1万株 |
料金 | 入山料:大人700円、小学生300円、障がい者手帳の提示により無料 |
【兵庫県神戸市】神戸市立森林植物園
《Feel KOBE 神戸公式観光サイト》
森林植物園には、ガクアジサイ・ヤマアジサイ・エゾアジサイ、タマアジサイ、中国系アジサイなど25種350品種・約5万株のアジサイの仲間が見られます。
あじさいの見頃にあわせて開催される「森の中のあじさい散策」。
期間中は毎日開園するほか、土日祝には案内スタッフが見ごろのあじさいを約1時間で案内する散策会や、コンサートなど様々なイベントが開催されます。
見ごろ | 6月中旬~7月中旬 |
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花の規模 | 350品種・約5万株 |
料金 | 大人(高校生以上)300円、小人(小・中学生)150円 |
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中国・四国地方のあじさいスポット
【島根県松江市】月照寺
《松江観光ガイド [ 松江観光協会 公式サイト ] 水の都松江》
小泉八雲も愛した情緒あふれる境内には季節ごとに様々な花が咲きますが、特に梅雨時には30,000本のアジサイが初代藩主松平直政公の廟所を中心に咲き誇り、山陰のアジサイ寺としてにぎわいます。
見ごろ | 6月中旬~7月上旬 |
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花の規模 | 3万本 |
料金 | 大人・大学生500円、中学・高校生300円、小学生250円 |
【香川県仲多度郡】国営讃岐まんのう公園
《国営讃岐まんのう公園 公式サイト》
園内の「あじさい苑」ではセイヨウアジサイ、ガクアジサイ、ヤマアジサイなど40品種2万本のアジサイが次々に見頃を迎えます。
この時期開催される『あじさいまつり』では和傘やカラフル傘などを無料で貸し出ししているので、雨の日の散策や写真撮影も楽しめます。
見ごろ | 6月上旬~6月下旬 |
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花の規模 | 40品種2万本 |
料金 | 大人(15歳以上)450円、中学生以下無料 |
【徳島県名東郡】大川原高原
《佐那河内村ホームページ》
標高900m付近にある大川原高原では、土壌の酸性度が強く花の色は青色になりやすく、空の色に似た無数のあじさいの花畑の中を散歩できます。
毎年7月初旬に「あじさいまつり」が開催され、多くの人々が訪れます。
見ごろ | 6月中旬~7月中旬 |
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花の規模 | 3万本 |
料金 | 無料 |
【愛媛県四国中央市】新宮あじさいの里
《霧の森・霧の高原オフィシャルサイト》
約4haの山の斜面に2万株のアジサイが咲き誇る花の名所で、毎年6月中旬から下旬にかけて「新宮あじさい祭り」が開催されます。
あじさいまつり期間中はモノレールの運行があり、乗車しながらあじさいを楽しむことも。
見ごろ | 6月中旬~6月下旬 新宮あじさいまつり:6月11日(日)~7月2日(日) |
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花の規模 | 約2万株 |
料金 | 無料 |
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九州地方のあじさいスポット
【佐賀県唐津市】見帰りの滝
《旅Karatsu 唐津観光協会HP》
日本の滝百選に選ばれている、唐津市相知町の見帰りの滝。滝の周辺では、町の人によって植えられた50種4万株のあじさいが咲き乱れます。
6月上旬からはあじさいまつりも開かれ、あじさいと共に滝のライトアップやホタル観賞も楽しめます。
見ごろ | 6月頃 あじさいまつり:2023年6月3日(土)~6月25日(日) |
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花の規模 | 4万株 |
料金 | 無料 |
【福岡県北九州市】高塔山公園
《福岡県観光連盟サイト「クロスロードふくおか」》
福岡県内でも有数のあじさい観賞スポットとして知られる、若松区の高塔山。
約7万4300株もの色とりどりのアジサイが咲き乱れる様子は、息をのむ美しさです!
6月中旬には、毎年「若松あじさい祭り」が開催され、高塔山公園をはじめ、麓の若松商店街一帯で雑貨やグルメの販売、フリーマーケットなどさまざまなイベントが行われます。
見ごろ | 5月下旬~6月中旬 |
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花の規模 | 7万4300株 |
料金 | 無料 |
【宮崎県門川町】桃源郷岬
《一般社団法人 九州観光機構 「九州旅ネット」》
宮崎県門川町遠見半島に位置する「桃源郷岬」は、東京ドーム4つ分もの広さ、7色にも色を変えるといわれるあじさいが楽しめる雄大絶景の自然園です。
大海原を背景に青や紫、白、ピンクのあじさいが岬一面に咲き誇り、青い海と色とりどりの花とのコラボレーションが楽しめます。
見ごろ | 5月下旬〜6月下旬 |
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花の規模 | 80種200万本 |
料金 | 6月1日(木)~6月15日(木):大人1,000円、小中学生300円 上記期間以外:大人700円、小中学生300円 |
【鹿児島県出水市】あじさい峡 東雲の里
《鹿児島県観光サイト「かごしまの旅」》
およそ4万坪の敷地に「東雲の滝」や自然の地形を活かした遊歩道や展望台がある、西日本最大級のあじさい峡です。
静かな山奥の中で、各所に咲くあじさいを眺めながら散策、ちょっと茶屋でひと休み…なんて、ゆったりとした時間が過ごせそうです。
見ごろ | 6月上旬~6月下旬頃 |
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花の規模 | 約160種10万本 |
料金 | 中学生以上500円、小学生以下無料、障がい者250円 あじさいまつり開催期間以外は無料 |
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雨の日だってわざわざ行ってみたくなる、そんな不思議な魅力を感じるあじさいの風景。
傘を片手に、梅雨のお出かけを楽しんでみてはいかがでしょう。