お正月はいつも食べすぎてしまう…
クリスマスが過ぎて年末年始、お正月の楽しみといえば…おせちにお雑煮、肉や魚介のオードブル、ビールやワインに味の濃いおつまみ類など。
いつもがんばっている自分へのご褒美や、家族とのおめでたいひとときにはやっぱりごちそうが欠かせません。
しかし、毎年悩ましいのが“お正月に食べ過ぎてしまう問題”。
食べすぎは体重増加や体調不良を招き、ダイエットや健康維持にも影響が。
忘年会や帰省時の食事にはぜひとも気を付けたいところです。
今回は年末年始の食べすぎを防ぐ方法&食べすぎてしまった際の対策をご紹介します。
新年のスタートを気持ちよく迎えられるかorイマイチになってしまうかは、ちょっとした心がけ次第で変わるかも。
楽しくおいしく、無理のない年末年始を過ごしましょう!
- お正月の食べすぎを防ぐ心がけ3つ
- 食べすぎた胃を労わる方法4つ
- 胃にやさしいおすすめグルメ
年末年始の食事で気を付けたいこと
1.バランスよく&腹八分目を心がける
おせち料理やオードブルは脂質や糖質が高めの品目が多くなりがち。
メイン料理ばかり食べすぎないよう汁物やサラダなどの副菜もきちんととることで、栄養バランスが整い、胃の負担になるものの摂りすぎを防止します。
テーブルいっぱいに広がるごちそうを前に、腹八分目というのもなかなか難しいかもしれませんね。
そんなときはゆっくりよく噛んで食べることで、満福中枢が刺激され食べすぎ防止になります。
テレビを見ながらダラダラ食べ続けてしまうのも、食べすぎにつながってしまうのでなるべく避けたいところ。
お正月は集まった人たちとの会話を楽しみながら、ゆったりと食事の時間を楽しみましょう。
2.寝る直前に食べない
睡眠時間は胃を休める時間でもありますが、夜遅い時間に食事をして胃に食べ物が残ったままだと、胃は働き続けなければならず大きな負担になります。
翌朝に胃がもたれたり、睡眠の質が低下して体がよく休まらないなんてことも。
できれば就寝の2~3時間前には食事を終え、消化が済んだ状態で睡眠をとれるようにしましょう。
3.お酒はほどほどに
アルコールの過度な摂取は胃の粘膜を刺激し、胃が荒れる原因に。さらに胃の運動機能を抑えてしまい胃もたれの原因にもなります。
適量であれば胃酸の分泌を促し消化を助けますが、上記のように胃が荒れる原因ともなり得るので、飲みすぎには注意しましょう。
食べすぎた胃を労わる方法
対策を心がけても、やっぱり食べすぎ&飲みすぎてしまった…。
そんなときは後悔するより先に、胃を労わるケアをしましょう。
1.食事を抜かずちゃんと食べる
食べすぎてしまったからといって食事を抜いて調整しようとするのはNG。
胃液は食べ物が胃に入っていなくても分泌されますが、強い酸性であるため、空腹が続くと胃液で胃壁を痛めてしまうことがあるのだとか。
食欲がないときは抜いたり軽いものにするほうがよいですが、基本的には三食規則正しく食べるようにしましょう。
2.消化にいいものを食べる
大きな負担を負ってヘトヘトな胃に刺激の強いものやアルコールを入れてしまうと、さらなる追い打ちに。
食物繊維が豊富なものや脂っこいものも消化・吸収に時間がかかり胃や腸の負担が多くなるので避けるようにしましょう。
食べてもOK | 控えたほうがいい |
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大根、かぶ、にんじん、じゃがいも、かぼちゃ、ほうれん草、魚・肉・豆類等、白身魚、ささみ、豆腐、納豆、ヨーグルト、食パン、お粥、うどん など | 海藻類、こんにゃく、きのこ、鶏皮、脂身の多い肉、揚げ物、酢の物、柑橘類、漬物とうがらし、わさび、にんにく、しそ など |
食べ物と同様、飲み物に関しても気を付けましょう。
飲んでもOK | 控えたほうがいい |
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白湯、あたたかい汁もの、カフェインの入っていないお茶(麦茶やルイボスティー) など | アルコール、炭酸、カフェインの含まれる飲み物(コーヒー、ココア、紅茶など)、70℃以上の熱い飲み物、10℃以下の冷たい飲み物 など |
3.胃腸薬を飲む
食事がとれないほどの胃痛や胃炎に悩まされるときは、胃腸薬を飲むという手もあります。
「胃腸薬」とひとことでいっても、
- 胃酸を和らげるもの
- 胃の粘膜を保護するもの
- 食べ物の消化を促進するもの
上記のようにさまざまな種類があるので、薬局などで薬剤師さんに相談しながら、自分の症状にマッチした薬を選びましょう。
4.心身をリフレッシュさせる
ストレッチや体操などで体を動かすことも、胃へのよい刺激になり胃が活発に動けるようになります。
年末年始はつい出不精になりがち。お家でゴロゴロしてばかりではなく、簡単にでも体を動かすよう心がけましょう。
また食べたり飲んだり、睡眠不足になったり、いつもとは違う生活リズムになると、知らず知らずのうちに体が疲れ気味に。
疲労やストレスがあると自律神経が乱れるなど、胃の働きも鈍くなってしまいます。
心身を休めるとともに気分転換するなどして胃の調子を整えましょう。
胃にやさしいおすすめグルメ
お正月中の食べすぎをなかったことに…するのは難しいかもしれませんが、その後の食事をバランスよくきちんととることで胃の疲労感を軽減させることができます。
また食べすぎて太ってしまった人も、食事を抜かず無理のない食事制限でリセットを目指しましょう。
こだわり国産野菜のやさしいスープ
お湯をわかす手間も食器を用意する必要もなく、おいしくいただけるたっぷり野菜の「ベジMOTTOスープ」。
「静岡産「あかでみトマト」で煮込んだ7種野菜と3種の豆が甘み豊かなミネストローネ」や「北海道産「さやかじゃがいも」と5種類の野菜たっぷり具沢山ポトフスープ」など、ほっこり体にやさしいスープが選べます。
お腹も心もあたたまる、自然本来のおいしさ
コスモスパークオンラインショップからのおすすめは、化学調味料・保存料を使用せず厳選素材にひと手間かけて作られたスープのラインナップ。
フリーズドライなのでお湯を注ぐだけ、保存食としてストックもしておけます。
ハーブの力でココロとカラダを健やかに
健康や美容をサポートしてくれるハーブティーも、胃腸の調子を整えてくれる強い味方になります。
エンハーブではブレンドされたものから単品ハーブまでそろうので、自分のお悩みに合わせてハーブを選ぶことができますよ。
「コリアンダーシード」や「カルダモン」など食べすぎ・ムカムカするときに活躍するスパイスを、ハーブティーとして飲んでみてはいかがでしょうか。
家族でおいしく味わいたい具だくさんスープ
「キャベツとトマトのスープ」や「ねばねば野菜とたまごのスープ」など、胃にやさしいスープがそろったアスザックフーズの「フリーズドライスープお試しセット」もおすすめです。
素材本来の味が楽しめるフリーズドライなら、具だくさんがうれしく、体があたたまるスープが手軽に味わえますよ。
無脂肪ミルク100%のヨーグルト
胃酸の分泌を抑えて、胃の粘膜を保護する効果が期待できるヨーグルトも、こだわりのものを。
なかほら牧場の「ノンファットヨーグルト(プレーン)」は、無脂肪の自然放牧ミルク(乳脂肪分=0.1%)に乳酸菌を加えて発酵させたもので、カロリーは生乳の半分以下。
お腹にもカロリー調整にもうれしい、お正月の食生活を整えるのにぴったりな商品です。
食べすぎを防ぐことは胃にやさしいだけではなく、お正月太りを防ぎ、ダイエットやスタイル維持を意識する人にも有効です。
新年早々胃の不調に悩まされないよう、今から意識&対策しておきましょう!
参考
・EPARK【栄養士監修】胃もたれの時の食事。ヨーグルトやお粥がおすすめ
・サワイ健康推進課 カンタン健康生活習慣「胃のケア」で食欲の秋を満喫!
・恵佑会第2病院【消化LIFE】 年末年始の暴飲暴食にご注意!さわやかな新年を迎えるための3箇条